2022年11月1日、オープンアクセスリポジトリ連合（COAR）が、リポジトリにおける多言語・非英語コンテンツに関する最初の推奨事項を発表しました。
発表の中では、COARは、リポジトリで多言語・非英語コンテンツを扱う優良事例の開発・推進のためのタスクフォースを2022年8月に設置し、メタデータや多言語キーワード、ユーザーインターフェース、翻訳、フォーマット、ライセンス、インデックス作成についての優良事例の特定を行っているとあります。
最初の推奨事項として、リポジトリの全てのデータは言語に関するメタデータ項目にその資料の言語を表すタグや、メタデータで用いられている言語を表すタグを含むべきであることを提示しています。また、あわせて実装ガイドも公開されています。
COAR Announces first recommendation for supporting multilingual and non-English content in（COAR, 2022/11/1）
https://www.coar-repositories.org/news-updates/coar-announces-first-recommendation-for-supporting-multilingual-and-non-english-content-in-repositories/
Multilingual and Non-English Content（COAR）
https://www.coar-repositories.org/news-updates/what-we-do/multilingual-and-non-english-content/
Implementation Guidance for Recommendation 1 of the COAR Task Force on Supporting Multilingualism and non-English Content in Repositories [PDF：2ページ]
https://www.coar-repositories.org/files/Implementation-Guidance-COAR-Multilingualism-1.pdf
参考：
オープンアクセスリポジトリ推進協会（JPCOAR）、「リポジトリのグッドプラクティスのためのCOARコミュニティフレームワーク 第2版 」の日本語訳を公開
Posted 2022年10月14日
https://current.ndl.go.jp/node/46998
