フランス・オープンサイエンス委員会、フランスにおけるオープンサイエンスの実践についての報告書を公開

2022年1月付けで、フランス・オープンサイエンス委員会が、フランスにおけるオープンサイエンスの実践についての報告書“State of open science practices in France (SOSP-FR)”を公開しています。

フランスの学術コミュニティにおける電子ツールや研究データに関する実践を把握することを目的に、2020年6月から9月まで行われたアンケート調査を基にしています。同調査には、1,089件の回答が寄せられました。

報告書では、研究者が使用しているオープンサイエンス関連の電子ツール、ソフトウェアやプログラミング言語、研究の成果とデータの共有・流通・活用をはじめとした内容についてまとめられています。要約の箇所では、研究者のソーシャルネットワークがオープンサイエンスに関する実践や活用に影響を及ぼしていると思われること等が述べられています。

State of open science practices in France (SOSP-FR)(OUVRIR LA SCIENCE)
https://www.ouvrirlascience.fr/state-of-open-science-practices-in-france-sosp-fr/

STATE OF OPEN SCIENCE PRACTICES IN FRANCE SOSP-FR[PDF:112ページ]
https://www.ouvrirlascience.fr/wp-content/uploads/2022/01/Rapport_SOSP_BAT_WEB.pdf

参考:
フランスの高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)、フランスのオープンサイエンスに関する第2次国家計画を発表
Posted 2021年7月8日
https://current.ndl.go.jp/node/44386