2022年1月19日、Wikimedia財団が、同財団のブログDiffで、The Wikipedia Libraryウェブサイトを改善したことを発表しました。
The Wikipedia Libraryは、編集実績などで一定の要件を満たしたWikipedia編集者が有料のデータベース等に自由にアクセスすることができるプラットフォームです。今回の改善により、信頼性の高い情報により簡単にアクセスできるようになった、と述べられています。
改善内容として、検索ツールの統合を行い様々なコレクションの横断検索ができるようになったこと、利用可能なコレクションの確認を容易にしたことといったデザインの更新、などが挙げられています。
The Wikipedia Library: Accessing free reliable sources is now easier than ever(Diff、2022/1/19)
https://diff.wikimedia.org/2022/01/19/the-wikipedia-library-accessing-free-reliable-sources-is-now-easier-than-ever/
参考:
E1528 – 図書館とウィキペディアのこれからの関係は?
カレントアウェアネス-E No.253 2014.02.06
https://current.ndl.go.jp/e1528
Elsevier社がThe Wikipedia Libraryへの一層の協力を発表
Posted 2015年9月15日
https://current.ndl.go.jp/node/29443
The Wikipedia Library、Wikipedia編集者が自由にアクセスできるデータベースの範囲を拡大
Posted 2014年6月24日
https://current.ndl.go.jp/node/26428