国立台湾図書館、図書館の利用方法を学ぶための児童向けテーブルゲームを開発

2022年1月11日、国立台湾図書館は、同館初の取組として、図書館の利用方法を学ぶための児童向けテーブルゲーム「福爾摩沙歷險記」を開発したことを発表しました。なお、ゲームは有料販売となっています。

同館が所蔵する、江戸時代の日本人・文助が台湾に漂着した際の見聞録『享和三年癸亥漂流台湾チョプラン島之記』をベースとしており、プレイヤーは文助の帰国を支援するという筋立てとなっています。ゲームの中に、関連書籍の検索など、図書館の利用に関する知識・スキルを学ぶ機会が取り入れられている、とあります。同館のYouTubeチャンネルでは、プレイ方法を紹介した動画も公開されています。

《福爾摩沙歷險記》桌遊開賣囉!(国立台湾図書館, 2022/1/11)
https://www.ntl.edu.tw/ct.asp?xItem=76848&ctNode=325&mp=1

関連:
《福爾摩沙歷險記》教學影片(YouTube, 2022/1/10)
https://www.youtube.com/watch?v=ckx9KH0fct8
※「福爾摩沙歷險記」のプレイ方法を紹介した動画です。

参考:
富山市立図書館、図書館について学べる「図書館すごろく」を子ども向けに配布:同館ウェブサイト上でダウンロードも可能
Posted 2022年1月4日
https://current.ndl.go.jp/node/45425

E1615 – 100周年を迎えた国立台湾図書館
カレントアウェアネス-E No268 2014.10.09
https://current.ndl.go.jp/e1615