国立台湾図書館、ライター・イン・レジデンスプログラムを開始

台湾の教育部が運営する国立教育広播電台の2019年8月14日付けの記事で、国立台湾図書館が初めてライター・イン・レジデンスプログラム(駐館作家)を実施することが紹介されています。

初のライター・イン・レジデンスには、台湾・中正大学中国文学専攻の教授であり、作家としても知られる王瓊玲氏が招かれました。滞在期間中には王氏による講座が複数回開催され、利用者との交流が行われるとあります。国立台湾図書館のウェブサイト上には、すでに王氏による講座や、自作について利用者と語りあうイベントの開催情報が掲載されています。

國臺圖首創「駐館作家」 邀王瓊玲分享創作(国立教育広播電台, 2019/8/14)
https://www.ner.gov.tw/news/5d53930c700e2b000646d75b

※國臺圖首位特聘駐館作家-王瓊玲教授 ※與駐館作家有約活動資訊,歡迎報名參加(国立台湾図書館)
https://www.ntl.edu.tw/ct.asp?xItem=68659&ctNode=1664&mp=1

参考:
E1615 – 100周年を迎えた国立台湾図書館
カレントアウェアネス-E No268 2014.10.09
http://current.ndl.go.jp/e1615

公共図書館が“Writers in Residence”プログラムをスタート:シンシナティ・ハミルトン郡図書館(米国)
Posted 2014年9月19日
http://current.ndl.go.jp/node/27048

英国国立公文書館(TNA)、同館における初のアーティスト・イン・レジデンスプログラム対象者を決定
Posted 2019年7月19日
http://current.ndl.go.jp/node/38626