2021年11月22日、米国情報標準化機構(NISO)、コンテンツプラットフォームの移行に関する推奨指針“Content Platform Migrations”の公開を発表しました。
発表によると、図書館や図書館利用者に学術情報へのアクセスを提供するコンテンツプラットフォームについて、移行のプロセスや関係者間のコミュニケーションを向上させるための情報を提供するものです。NISOのワーキンググループ“Content Platform Migrations Working Group”の図書館職員や出版社、コンテンツプラットフォームの提供者らによって作成されたとあります。
継続的なアクセス、コンテンツやメタデータの移行、ユーザーや管理者のアカウント、利用統計、コミュニケ―ションについて、解説に加え、出版者・プラットフォーム開発者・図書館職員・図書館システム提供者等向けの推奨事項をまとめています。
NISO Announces Publication of its New Recommended Practice for Content Platform Migrations(NISO, 2021/11/22)
http://www.niso.org/press-releases/niso-announces-publication-its-new-recommended-practice-content-platform-migrations
RP-38-2021, Content Platform Migrations(NISO)
https://doi.org/10.3789/niso-rp-38-2021
参考:
米国情報標準化機構(NISO)、コンテンツプラットフォームの移行に関する推奨指針案を公表:パブリックコメントを実施中
Posted 2021年3月15日
https://current.ndl.go.jp/node/43545