2021年7月9日、政策シンクタンクPHP総研が主催する、PHP公共イノベーションフォーラム「本を活かしたまちづくり戦略~未来の読書のカタチ~」がオンラインで開催されます。
フォーラムでは、教育・学習面で進むICT活用の功罪やコロナ禍が読書環境に与えた影響、人と本との関係性の変化を読み解いて「本とまちの未来」を展望するとしています。また、紫波町(岩手県)の取組を例に、人と本との「接点」を多くする政策、さらには、国・自治体の読書活動推進計画の改訂を視野に、これからの読書活動推進に求められる新たな視点やエビデンス、アウトカムのあり方を考えるとしています。
参加費は無料ですが、定員は200人で、参加には事前の申し込みが必要です。対象は、自治体首長、教育長、自治体職員(企画部門、教育・学習部門等)、地方議員、議会事務局職員、地域経済団体(地銀、商工会議所等)の関係者となっています。
内容は以下の通りです。
・基調講演「本で拓くまちの未来~出合い方、出合う意味から変える~」
講師:田口幹人氏(合同会社未来読書研究所代表)
・トークセッション「本を活かしたまちづくり戦略~未来の読書のカタチ~」
スピーカー
手塚美希氏(紫波町図書館(岩手県)主任司書)
湯浅創氏(出版アナリスト)
モデレーター 田口幹人氏
・質疑応答
【PHP公共イノベーションフォーラム】本を活かしたまちづくり戦略
~未来の読書のカタチ~(政策シンクタンクPHP総研,2021/6/3)
https://thinktank.php.co.jp/researchevent/6901/
参考:
E2045 – 北の読書環境シンポジウム<報告>
カレントアウェアネス-E No.351 2018.07.26
https://current.ndl.go.jp/e2045
E2323 – 諸外国における読書習慣調査と読書推進活動
カレントアウェアネス-E No.402 2020.11.12
https://current.ndl.go.jp/e2323
CA1840 – 読書条例制定の動きについて / 日置将之
カレントアウェアネス No.323 2015年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1840
図書館調査研究リポートNo.15
地域活性化志向の公共図書館における経営に関する調査研究
https://current.ndl.go.jp/report/no15
※第3章で紫波町図書館の取組みを紹介しています。