2021年3月27日、ウェブ会議サービスZoomによるオンライン形式で、シンポジウム「コロナ禍と美術館・博物館」が開催されます。
同シンポジウムは、美術史学会の美術館博物館委員会が主催、全国美術館会議と日本アートマネジメント学会が後援します。コロナ禍により変化を余儀なくされた美術館・博物館の試みや直面する問題について、異なる立場からの様々な角度の発言によって現況を把握するとともに、喫緊の問題点、さらに共通の課題の討論・共有を行う目的で開催されます。
美術史学会の学会員以外も参加可能ですが、事前の申し込みが必要です。主なプログラムは次のとおりです。
・挨拶
三浦篤氏(美術史学会 代表委員・東京大学教養学部 教授)
・趣旨説明/進行
板倉聖哲氏(東京大学東洋文化研究所 教授)
・「コロナ禍における国立博物館」
松本伸之氏(奈良国立博物館館長)
・「変革期のヴィジョン コロナ禍の1894 Visions展」
安井裕雄氏(三菱一号館美術館 上席学芸員)
・「コロナで変わる海外展のひと・もの・かね」
鈴木麻之氏(朝日新聞社 文化事業部長)
・「開館なくして、大原美術館ではない。けれど」
柳沢秀行氏(大原美術館 学芸統括)
・討論・質疑
司会:佐藤直樹氏(東京藝術大学 准教授)
シンポジウム コロナ禍と美術館・博物館(美術史学会)
http://www.bijutsushi.jp/bujutsu-hakubutsu-iinkai/bijutsu-hakubutsu-iinkai-symposium.html#2021
参考:
国際美術館会議(CIMAM)、「新型コロナウイルス感染症拡大下における美術館の備え」を公開
Posted 2020年5月1日
https://current.ndl.go.jp/node/40883
国際博物館会議(ICOM)、新型コロナウイルス感染症の感染拡大下の博物館・美術館およびその職員に関する報告書を公開
Posted 2020年5月29日
https://current.ndl.go.jp/node/41072
日本博物館協会、「新型コロナウイルス感染予防の対応状況に係る緊急アンケート」の結果概要を公開
Posted 2020年10月28日
https://current.ndl.go.jp/node/42377