全国学校図書館協議会、学校図書館整備推進会議・日本児童図書出版協会と連名で「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用に関する要望」を都道府県知事等に提出

2021年2月25日、全国学校図書館協議会(全国SLA)は、学校図書館整備推進会議・日本児童図書出版協会と連名で、2月5日に「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用に関する要望」を全国の都道府県知事、市区町村首長、都道府県及び市区町村教育委員会宛に提出したことを発表しました。

全国SLAらは、2020年12月に閣議決定された第三次補正予算において、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」に1兆5,000億円追加計上されることを受けて同要望書を作成しました。同交付金は感染症対応にかかわる政策について地方公共団体が利用可能で、コロナ禍による在宅時間を有意義に過ごすためや「新しい生活様式」への対応のため、図書館の整備充実などを図る「図書館パワーアップ事業」も対象になっています。

要望書は都道府県知事等に対して、同交付金を学校図書館における絵本・児童書の購入、百科事典や図鑑などの教材配備、新聞の複数整備に充当することなどを求めています。要望書の全文は全国SLAのウェブサイト上で公開されています。

お知らせ(全国SLA)
https://www.j-sla.or.jp/news/sn/
※2021年2月25日付で、「「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」に関して要望書を提出しました」と掲載されています。

新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用に関する要望 [PDF:51.4KB](全国SLA,2021/2/5)
https://www.j-sla.or.jp/pdfs/20210205youbousyo.pdf

関連:
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(内閣府地方創生推進事務局)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/rinjikoufukin/index.html

参考:
内閣府、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用事例集」を公表:「図書館パワーアップ事業」も紹介
Posted 2020年5月8日
https://current.ndl.go.jp/node/40907

日本電子出版協会(JEPA)、小中学校への電子図書館サービス提供に関する緊急提言を公開
Posted 2021年2月25日
https://current.ndl.go.jp/node/43363