2021年2月13日に福島県沖で発生した地震をうけ、被災地の「資料ネット」(地域の歴史資料の保全活動の取り組む団体)が、歴史資料の被災状況の調査や資料保全に関する相談の受付を開始しています。
宮城歴史資料保全ネットワークでは、これまでの活動で関係のあった地方公共団体の担当者、一部の所蔵者に対し、御見舞の連絡とともに、情報共有と、今後の後片付け段階での誤廃棄防止の呼びかけるとともに、応急処置の方法についても伝えているとしています。
ふくしま歴史資料保全ネットワークでは、地域の資料の保全についての呼びかけを行っています。
山形文化遺産防災ネットワークでは、地域や個人宅に伝わる古文書や美術品、写真、記録などに被害があった場合、相談するよう呼びかけています。
とちぎ歴史資料ネットワークでは、栃木県内の文化財に関する相談がある場合、問い合わせるよう依頼しています。
那須資料ネットでは、栃木県那須地区の文化財・歴史資料の損壊や廃棄に関する情報があれば、事務局まで知らせるよう依頼しています。
また、2月15日、歴史資料ネットワークからも歴史資料保全をお願いする呼びかけが公表されました。
398号 2月13日地震(第3報)(宮城歴史資料保全ネットワーク,2021/2/15)
http://miyagi-shiryounet.org/netnews398/
@fukushima.shiryo.net(Facebook,2021/2/14)
https://m.facebook.com/fukushima.shiryo.net/posts/1506450139560612
@yamagata_net_(Twitter,2021/2/14)
https://twitter.com/yamagata_net_/status/1360792366597111811
@T4Tj2RWzuE5h5Js(Twitter,2021/2/14)
https://twitter.com/T4Tj2RWzuE5h5Js/status/1360783953435660288
@nasushiryonet(Twitter,2021/2/14)
https://twitter.com/nasushiryonet/status/1360844672755666946
2021年2月13日 福島県沖地震について(歴史資料保全のお願い)(歴史資料ネットワーク,2021/2/15)
http://siryo-net.jp/info/20210213-fukushimaoki/
※歴史資料ネットワークからの呼びかけについて追記しました(2021/2/17)