複数機関のデジタル化資料を横断検索できるサービス“OpenTexts.World”が公開:約800万点の資料を検索可能

複数機関のデジタル化資料を横断検索できるサービス“OpenTexts.World”の2020年10月5日付けTwitterにおいて、同日にサービスの立ち上げを行ったことが報告されています。

同ウェブサイトの概要紹介ページによれば、「世界中のデジタル化されたテキストコレクションへの無料アクセスを提供する実験的なサービス」です。現在はベータ版としての公開であり、以下のデジタル化資料約800万点が検索対象となっています。

・米・HathiTrustの約443万点
・Internet Archive(IA)によるAmerican Libraries Collectionの約296万点
・ニュージーランド国立図書館によるDigitalNZの約24万点
・英・オックスフォード大学ボドリアン図書館の約23万点
・英・ウェルカム・コレクションの約18万点
・英・ウェールズ国立図書館の2801点
・英・クイーンズ大学ベルファスト校の186点

同ウェブサイトは、デジタル化資料のグローバル・データセット作成に関する共同研究プロジェクトGlobal Digitised Dataset Network(GDDNetwork)の成果に基づき構築されており、スコットランド国立図書館のStuart Lewis氏とGill Hamilton氏が責任者を務めています。

@opentexts(Twitter, 2020/10/5)
https://twitter.com/opentexts/status/1313022332227772416

OpenTexts.World
https://opentexts.world/

About(OpenTexts.World)
https://opentexts.world/about

参考:
デジタル化資料のグローバル・データセット作成に関する共同研究プロジェクトGlobal Digitised Dataset Network、最終報告書を公開
Posted 2020年10月21日
https://current.ndl.go.jp/node/42314