ドイツのビーレフェルト大学図書館が運用するオープンアクセス(OA)学術リソース検索エンジンBielefeld Academic Search Engine(BASE)は、2020年8月13日付のブログ記事において、8,000件以上の情報源に由来する2億件以上のリソースが検索対象となったことを発表しました。
同ブログ記事では、2012年以降のBASEの情報源とリソース件数の推移を表した表が示されています。また、Crossrefのプラットフォームを介した出版社由来の文献の索引化が件数増加の主要因となっていることや、OA文献探索のためのブラウザ拡張機能UnpaywallのAPI活用によって以前よりも多くのOA文献を提供できるようになったことなどを紹介しています。
Über 200 Millionen Nachweise in BASE(BASE Weblog,2020/8/13)
https://ekvv.uni-bielefeld.de/blog/base/entry/%C3%BCber_200_millionen_nachweise_in
BASE
https://www.base-search.net/
参考:
世界の学術機関のオープンアクセスウェブリソースを横断検索する“BASE”、検索対象が2,500万件を超す
Posted 2010年8月5日
http://current.ndl.go.jp/node/16621
オープンアクセスの学術ウェブリソースを検索できるBASE、検索対象が9,000万件を突破
Posted 2016年4月15日
https://current.ndl.go.jp/node/31349