2020年9月16日、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)が主催する公開コロキウム「著作権法50周年に諸外国の改正動向を考える ~デジタルアーカイブ、拡大集中許諾制度、孤児著作物対策~」が開催されます。
Zoomを用いたオンライン開催であり、拡大集中許諾制度や孤児著作物対策における欧米・韓国の最新動向の紹介、日本における対応策の模索が行われます。
参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。当日のプログラムは以下のとおりです。
〇主催者挨拶
松山良一氏(国際大学GLOCOM所長)
〇基調講演1
山田太郎氏(参議院議員、自由民主党 知的財産戦略調査会 デジタル社会実現に向けての知財活用小委員会 事務局長)
〇基調講演2
福井健策氏(弁護士・ニューヨーク州弁護士、日本大学芸術学部・神戸大学大学院客員教授)
〇パネリストによる講演
「欧州デジタル単一市場著作権指令とデジタルアーカイブの推進」
生貝直人氏(東洋大学経済学部准教授)
「英国の著作物の利用円滑化対策と日本法への示唆」
今村哲也氏(明治大学情報コミュニケーション学部専任教授)
「フェアユース規定の解釈で対応した孤児著作物対策先進国 米国」
城所岩生氏(GLOCOM客員教授、ニューヨーク州・ワシントンDC弁護士)
「韓国における孤児著作物利用促進と拡大集中許諾制度導入の議論」
張睿暎氏(獨協大学法学部教授)
〇パネルディスカッション&質疑応答
モデレーター:渡辺智暁氏(GLOCOM主幹研究員/教授)
パネリスト:生貝直人氏、今村哲也氏、城所岩生氏、張睿暎氏
オンラインイベント『著作権法50周年に諸外国の改正動向を考える ~デジタルアーカイブ、拡大集中許諾制度、孤児著作物対策~』【公開コロキウム】(GLOCOM)
http://www.glocom.ac.jp/events/5506
参考:
CA1972 – EU新著作権指令にみるデジタル時代の「図書館」像 ―デジタルコンテンツの供給源としての図書館 / 松澤邦典
カレントアウェアネス No.343 2020年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1972
E2075 – IFLAの拡大集中許諾制度(ECL)に関する報告書
カレントアウェアネス-E No.357 2018.11.08
https://current.ndl.go.jp/e2075
国際図書館連盟(IFLA)、欧州各国の集中管理団体(CMO)に関する基礎的調査の結果を公表
Posted 2018年10月10日
https://current.ndl.go.jp/node/36797