国立公文書館、「電子公文書等の適切な保存に係る調査検討報告書」を公開

国立公文書館のウェブサイトにおいて、「電子公文書等の適切な保存に係る調査検討報告書」(令和2年7月付け)が公開されています。

電子公文書等に関し、同館が「長期保存の技術・方法」「長期保存に求められるシステム環境・運用管理」という2つの視点で実施した調査検討の結果を報告するものです。報告書は以下の6章からなります。

1.調査の概要
2.電子公文書等の保存に係る問題及び課題の把握
3.電子公文書等に係る館の保存対策に対する対応
4.受入れ等に係る業務の実施に対する対応
5.電子公文書等システムの運用に対する対応
6.あるべき姿へ向けて

同館では、本調査検討の結果に基づき、次期電子公文書等システムの要件定義を実施する予定としています。

「電子公文書等の適切な保存に係る調査検討報告書」を掲載しました(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/20200703095731.html

電子公文書等の適切な保存に係る調査検討報告書 [PDF:77ページ]
http://www.archives.go.jp/about/report/pdf/chousa_houkoku.pdf

電子公文書等の適切な保存に係る調査検討報告書(要旨)[PDF:2ページ]
http://www.archives.go.jp/about/report/pdf/chousa_outline.pdf

電子公文書等の適切な保存に係る調査検討報告書(要旨別紙1)[PDF:1ページ]
http://www.archives.go.jp/about/report/pdf/chousa_outline_b1.pdf

電子公文書等の適切な保存に係る調査検討報告書(要旨別紙2)[PDF:1ページ]
http://www.archives.go.jp/about/report/pdf/chousa_outline_b2.pdf

参考:
米国国立公文書館(NARA)、デジタル保存に関するフレームワークを公開
Posted 2020年7月3日
https://current.ndl.go.jp/node/41419

英国国立公文書館(TNA)、新たなデジタル戦略“Plugged In, Powered Up”を公表:デジタル保存に関するオンライン研修も提供予定
Posted 2020年1月24日
https://current.ndl.go.jp/node/40047