米国国立公文書館(NARA)、デジタル保存に関するフレームワークを公開

2020年6月30日、米国国立公文書館(NARA)は、デジタル保存のフレームワークを公開したことを発表しました。

同フレームワークは、NARAの現在の実践等を記録したものであり、電子記録ファイルにおけるリスクを特定する方法や、16種類の電子記録の保存上の特徴、500種類以上のファイルフォーマットの保存に関する計画を記述した一連の文書で構成されています。

草案が2019年9月に公開され、2019年11月までパブリックコメントが実施されていました。今後も改訂を行っていく予定とされ、フィードバックを募集しています。

National Archives Releases Digital Preservation Framework(NARA, 2020/6/30)
https://www.archives.gov/press/press-releases/2020/nr20-58

U.S. National Archives and Records Administration Digital Preservation Framework(GitHub)
https://github.com/usnationalarchives/digital-preservation

参考:
米国国立公文書館(NARA)、電子的な記録管理への移行に備え“Digital Preservation Framework”を公開しパブリックコメントを募集
Posted 2019年9月17日
https://current.ndl.go.jp/node/39039

米国国立公文書館、「2018-2022年度戦略計画」の原案を更新
Posted 2017年9月19日
http://current.ndl.go.jp/node/34676