2019年10月2日、英・電子情報保存連合(DPC)は、米国国立公文書館(NARA)がDPCのassociate memberとして加盟したことを発表しました。
米国政府は、政府機関によるNARAへの記録移行に際し、2023年1月以降は紙媒体ではなく電子媒体での送付に完全移行するよう求めています。そのため、2023年以降はNARAの所蔵する電子記録が劇的に増加する見込みであることが紹介されています。
The United States National Archives and Records Administration joins the Digital Preservation Coalition(DPC, 2019/10/2)
https://www.dpconline.org/news/new-members-of-the-dpc/nara-joins-dpc
参考:
米国国立公文書館(NARA)、電子的な記録管理への移行に備え“Digital Preservation Framework”を公開しパブリックコメントを募集
Posted 2019年9月17日
https://current.ndl.go.jp/node/39039
米国国立公文書館(NARA)、2019年6月以降にオンライン目録に登録されたJPG・PDF形式の記録の全文検索が可能に:OCRでテキストデータを抽出
Posted 2019年9月18日
https://current.ndl.go.jp/node/39051
英・電子情報保存連合(DPC)に米・イェール大学図書館が加盟
Posted 2019年8月29日
https://current.ndl.go.jp/node/38913
デジタル遺産を守る:英・電子情報保存連合(DPC)の取り組み(記事紹介)
Posted 2019年8月19日
http://current.ndl.go.jp/node/38809