文化遺産国際協力コンソーシアム、シンポジウム「文化遺産の意図的な破壊―人はなぜ本を焼くのか―」の報告書を公開

2020年6月19日、文化遺産国際協力コンソーシアムは、2019年度刊行物を同コンソーシアムのウェブサイト上にアップロードしたことを発表しました。その中には、2019年12月1日に開催されたシンポジウム「文化遺産の意図的な破壊―人はなぜ本を焼くのか―」の報告書も含まれています。

各講演やパネルディスカッションの内容を掲載しているほか、資料編として、「文化遺産の意図的破壊に関するユネスコ宣言」「災害リスク削減に向けた図書館関連活動及び紛争・危機・自然災害時の図書館関連活動に対する IFLA の関与の原則」の日本語訳が収録されています。

刊行物をアップしました(文化遺産国際協力コンソーシアム, 2020/6/19)
https://www.jcic-heritage.jp/jcicheritageinformation20200619/

シンポジウム「文化遺産の意図的な破壊―人はなぜ本を焼くのか―」報告書 [PDF:75ページ]
https://www.jcic-heritage.jp/wp-content/uploads/2020/06/2019_symposium.pdf

参考:
E2238 – 文化遺産の意図的な破壊―人はなぜ本を焼くのか―<報告>
カレントアウェアネス-E No.387 2020.03.12
https://current.ndl.go.jp/e2238

CA1522 – イラク図書館・文書館の戦禍と復興支援 / 安田浩之
カレントアウェアネス No.280 2004.06.20
https://current.ndl.go.jp/ca1522

E328 – 過去の記憶を消し去ろうとする暴挙?−図書館の破壊・閉鎖
カレントアウェアネス-E No.58 2005.05.18
https://current.ndl.go.jp/e328

E1861 – 文化遺産国際協力コンソーシアム設立10周年
カレントアウェアネス-E No.315 2016.11.24
https://current.ndl.go.jp/e1861