Europeana、新型コロナウイルス感染症のための休館中、創造的な方法でオンライン上で文化遺産を提供している文化機関の事例やアイデアを紹介

2020年4月3日、Europeanaは、ウェブサイトEuropeana Proにおいて、新型コロナウイルス感染症のための休館中、創造的な方法でオンライン上で文化遺産を提供している文化機関の事例やアイデアを紹介しています。

オンライン上での交流・参加を目的としたものでは、クラウドソーシングによるテキスト化の実施、芸術作品の再現とSNS上での共有、新型コロナウイルス感染症に伴う体験の募集、バーチャルツアーの提供、Zoom等のオンライン会議の背景画像への文化遺産のデジタル画像の利用、デジタル化された図書を用いての宗教儀式の実施が挙げられています。

また、学習目的としては、Europeanaによる、ウェビナー(ウェブセミナー)や、学習シナリオや講義プランを提供しているブログ“Teaching with Europeana”が紹介されています。

またSNS上での活動では、 #HashtagTheCowboyを使った米国のカウボーイ博物館のユーモラスな活動、ゲームMinecraftを使ったコレクションの再現を募集している英国の田園生活博物館の事例が紹介されています。

Ideas for digital engagement in the time of COVID-19(europeana pro, 2020/4/3)
https://pro.europeana.eu/post/ideas-for-digital-engagement-in-the-time-of-covid-19