【イベント】第3回 SPARC Japan セミナー2019「実践 研究データ管理」(2/7・東京)

2020年2月7日、東京都千代田区の国立情報学研究所(NII)において、第3回 SPARC Japan セミナー2019「実践 研究データ管理」が開催されます。

オープンサイエンスを実現するための基盤として、保管や公開を中心とする研究データの適切な管理は必要不可欠になっているものの、研究データ管理を「どのように」行うべきなのかに関する情報は極めて乏しいことから、研究データ管理を日々実践しているデータリポジトリや図書館の実例、研究データ管理を支援するツールの紹介、研究データ管理を担う人材育成の取り組みに関する発表を行ない、また、関係者が共有すべき理念やリテラシーとは何かについて議論することで、参加者が明日からできることをそれぞれにイメージできるようになることを目的としています。

参加費は無料ですが、定員は70人で、事前の申込が必要です。
当日は動画中継も予定されています。

主な内容は以下の通りです。

・開会挨拶/概要説明
林 賢紀氏(国際農林水産業研究センター)

・リポジトリにおける研究データ管理の実際(仮)
山田 一作氏(野口研究所)

・原子力機構における研究データポリシー策定に向けた検討
熊崎 由衣氏(日本原子力研究開発機構)

・図書館における研究データ管理の実際(仮)
古島 唯氏(名古屋大学情報連携統括本部情報推進課)

・研究データ管理インフラ(仮)
込山 悠介氏(国立情報学研究所)

・JPCOARによる研究データマネジメント人材の育成と研究データに関する取組について
結城 憲司氏(北海道大学附属図書館/オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR) 研究データ作業部会)

・パネルディスカッション
【モデレーター】
林 賢紀氏
八塚 茂氏(バイオサイエンスデータベースセンター) 

【パネリスト】
山田 一作氏・熊崎 由衣氏・古島 唯氏・込山 悠介氏・結城 憲司氏

・閉会挨拶

第3回 SPARC Japan セミナー2019「実践 研究データ管理」(SPARC Japan)
https://www.nii.ac.jp/sparc/event/2019/20200207.html

参考:
研究データ同盟(RDA)、研究データ管理に関するケーススタディーをまとめた単行書“Engaging Researchers with Data Management: The Cookbook”のPDF版を公開
Posted 2019年11月26日
https://current.ndl.go.jp/node/39593

研究データ管理に関する無料の図書館員向けオンライン講座“Research Data Management Librarian Academy”が開始
Posted 2019年10月10日
https://current.ndl.go.jp/node/39242

国立情報学研究所、無料オンライン講座「オープンサイエンス時代の研究データ管理」の開講を発表
Posted 2017年8月21日
https://current.ndl.go.jp/node/34537

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、研究データ管理のための教材「RDMトレーニングツール」を公開
Posted 2017年6月7日
http://current.ndl.go.jp/node/34115