【イベント】シンポジウム「マシンと読むくずし字―デジタル翻刻の未来像」(2/8・横浜)

2020年2月8日、慶應義塾大学日吉キャンパス(神奈川県横浜市)において、慶應義塾大学教養研究センターが主催するシンポジウム「マシンと読むくずし字―デジタル翻刻の未来像」が開催されます。

討議と体験を通して、デジタル翻刻の現在地と未来像を様々な立場から考えるシンポジウムであり、講演に加えて「凸版くずし字OCR」及び市民参加型翻刻プロジェクト「みんなで翻刻」のデモンストレーションも行われます。

参加無料ですが事前の登録が必要です。当日の主なプログラムは次のとおりです。

・「実験授業<マシンと読むくずし字>報告」
津田眞弓氏(慶應義塾大学経済学部教授)

・凸版印刷株式会社「くずし字OCR」デモンストレーション

・「翻刻とAI-OCR」
大澤留次郎氏(凸版印刷株式会社情報コミュニケーション事業本部)

・「みんなで翻刻」デモンストレーション

・「市民参加型翻刻の現状と将来」
橋本雄太氏(国立歴史民俗博物館助教)

・「新日本古典籍総合データベースの現在と未来-画像・テキスト・共同利用」
海野圭介氏(国文学研究資料館教授)

・全体討議

「マシンと読むくずし字―デジタル翻刻の未来像」
http://user.keio.ac.jp/~sakura/kuzushiji/index.html

参加申し込みフォーム(Google Docs)
https://forms.gle/ZbMEbGzqBuKscuAj6

参考:
E2179 – AI技術を取り入れた「くずし字翻刻学習・指導システム」
カレントアウェアネス-E No.377 2019.10.10
https://current.ndl.go.jp/e2179

E1992 – 古典籍画像を見るなら,新日本古典籍総合データベース!
カレントアウェアネス-E No.341 2018.02.08
https://current.ndl.go.jp/e1992

市民参加型翻刻プラットフォーム「みんなで翻刻」がリニューアル公開:AIによる「くずし字」自動認識機能を搭載
Posted 2019年7月22日
https://current.ndl.go.jp/node/38633

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、日本古典籍くずし字データセットに字形データを大幅に追加:データセットを活用した無料のAIくずし字OCRサービスも公開
Posted 2019年11月12日
https://current.ndl.go.jp/node/39489