2019年9月26日、御茶ノ水ワテラスコモンホール(東京都千代田区)において、デジタルアーカイブ学会が主催する公開ラウンドテーブル「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつくる」が開催されます。
デジタルアーカイブの構築と利用に際し、肖像権に関わる問題への取り組みが大きな課題となっていることを背景として、デジタルアーカイブ学会法制度部会は肖像権処理のための「民間ガイドライン」の検討に取り組んでいます。今回の公開ラウンドテーブルは、そのガイドラインの素案を早期に公開し、各種関係者による多様な観点からの検討を今後進めていくための最初の場として設けられたものとあります。
参加費は無料であり、定員150名(事前申し込み要)とあります。プログラムは次のとおりです。
・開会の挨拶
吉見俊哉氏(デジタルアーカイブ学会会長代行・東京大学教授)
・デジタルアーカイブにおける肖像権の諸問題
瀬尾太一氏(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
・肖像権処理ガイドライン(案)の概要
数藤雅彦氏(弁護士)
・ラウンドテーブル
<討論者(予定)>
足立昌聰氏(弁護士)
生貝直人氏(東洋大学准教授)
坂井知志氏(国士舘大学スポーツアドミニストレーター)
数藤雅彦氏(弁護士)
瀬尾太一氏(日本写真著作権協会常務理事・授業目的公衆送信補償金等管理協会常務理事)
長坂俊成氏(立教大学教授)
福井健策氏(弁護士):司会
宮本聖二氏(立教大学教授)
渡邊英徳氏(東京大学教授)
・フロアからの質問・意見
「肖像権ガイドライン円卓会議―デジタルアーカイブの未来をつくる」 (2019/9/26)(デジタルアーカイブ学会)
http://digitalarchivejapan.org/3661
申込みフォーム
https://pro.form-mailer.jp/fms/1143e1a3123195
参考:
E1375 – 震災の映像記録の活用に向けて―権利の壁と世論形成<報告>
カレントアウェアネス-E No.228 2012.12.13
http://current.ndl.go.jp/e1375
E1997 – デジタルアーカイブ学会,その趣旨と展望
カレントアウェアネス-E No.342 2018.02.22
http://current.ndl.go.jp/e1997