奈良文化財研究所、欧州考古学情報基盤ARIADNE Plusに参画

奈良文化財研究所は、2019年3月28日付けのプレスリリースで欧州考古学情報基盤ARIADNE Plusへの参画を発表しました。

ARIADNEとは、多国間での考古学情報を統合し、相互連携により情報アクセス向上を目指したシステムの構築やコミュニティ形成に取り組む EU の事業であり、ARIADNE Plusはその第2期計画となります。参画を通じ、遺跡情報の相互検索、情報発信の強化、デジタルデータの管理手法研究の面で効果が期待できるとしています。

プレスリリースでは、考古学データのアーカイブ、再利用、オープンアクセス等を目指す枠組であるSEADDA(Saving European Archaeology from the Digital Dark Age)にInternational Partnerとして同研究所が参画することも紹介されています。

全国遺跡報告総覧:欧州考古学情報基盤ARIADNE Plusへの奈良文化財研究所の参画について(なぶんけんブログ, 2019/4/4)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2019/04/ariadne-plus.html

006 欧州考古学情報基盤ARIADNE Plusへの奈良文化財研究所の参画について(奈良文化財研究所学術情報リポジトリ)
http://hdl.handle.net/11177/6949
※プレスリリース(2019年3月28日付け)です。

参考:
CA1936 – 全国遺跡報告総覧における学術情報流通と活用の取り組み / 高田祐一
カレントアウェアネス No.337 2018年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1936