公共図書館が地域コミュニティに果たす役割に関する報告書が公開(米国)

2018年10月付で、米・ニューヨーク州立大学オールバニ校の“Center for Technology in Government”(CTG)は、米国内の公共図書館によるコミュニティへの支援活動に関する報告書を公開しています。

報告書は米国の地域や規模の異なる32の公共図書館を対象に行われた調査をまとめたものであり、図書館が地域のコミュニティが学び、交流するために集う空間として機能している事例が紹介されています。具体的には、ロボットや3Dプリンタ、ソーシャルメディアに関するワークショップや、植物の種、ボードゲーム、赤外線カメラ、ガーデニング用の設備といった図書以外のモノの貸出などの例が挙げられています。

Libraries a Key to Smart Cities? CTG UAlbany Report Explains How(University at Albany, State University of New York,2018/11/1)
https://www.albany.edu/news/89064.php

Enabling Smart, Inclusive, and Connected Communities: The Role of Public Libraries(CTG UAlbany)
https://www.ctg.albany.edu/projects/imls2017/#press

The role of public libraries in engaging citizens in smart, inclusive and connected communities – A current practices report (CTG UAlbany)[PDF:40ページ]
https://www.ctg.albany.edu/media/pubs/pdfs/IMLS_Report_-_Oct_31.pdf

参考:
オープンガバメントの取組みにおける公共図書館の役割についてのレポートが公開(米国)
Posted 2015年1月15日
http://current.ndl.go.jp/node/27800