2018年11月11日、東海大学及び文化庁の主催により、東京国立博物館で日本・エクアドル外交関係樹立100周年記念国際シンポジウム「『2016エクアドル地震』による被災文化財支援を考える」が開催されます。
日本で蓄積された文化財防災の取組、被災文化財の保存・修復・活用の実例、博物館復興の実例等を示した上で、2016年の地震後のエクアドルで直面している問題を共有し、今後の道筋を模索する討論を行うものです。
入場は無料で、定員は200人(先着順)、申込不要です。
主な内容は次のとおりです。
特別講演:「エクアドル地震2016」による文化財被害と日本の取り組み
大平秀一氏(東海大学)
コメント
関雄二氏(国立民族学博物館)、日髙真吾氏(国立民族学博物館)、高妻洋成氏(奈良文化財研究所)、小谷竜介氏(東北歴史博物館)、和髙智美氏(文化創造巧芸)
「2016エクアドル地震」以後の考古文化遺産の復興:その問題と課題
マルコス・ラブラーダ氏(セロス・オハス・ハボンシーリョ遺跡公園・考古博物館)
「2016エクアドル地震」による被災博物館復興の課題と問題:マナビ県の事例
ヤケリーネ・アルバレス氏(国立ポルトビエホ博物館・文書館)
中越地震で被災した文化財の修復と博物館の復興―考古資料を中心に
小熊博史氏(長岡市立科学博物館)
東日本大震災と合戦原遺跡の保存と活用
山田隆博氏(山元町教育委員会)
パネルディスカッション「エクアドル地震による被災文化財の支援を考える」
コーディネーター:関雄二氏
パネリスト:マルコス・ラブラーダ氏、ヤケリーネ・アルバレス氏、大平秀一氏、小熊博史氏、山田隆博氏
「『2016エクアドル地震』による被災文化財支援を考える」を開催します(東海大学, 2018/10/23)
https://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/letters/news/detail/2016_4.html