2018年8月22日、北米研究図書館協会(ARL)が、11月の報告書シリーズ“SPEC Kit”第361号の刊行をもって、1973年から45年にわたって図書館の政策や実践に関するデータの収集・普及を行なってきたSPEC調査プログラムを終了させると発表しました。
2017年に、ARLの今後の評価のためのプログラムに関するタスクフォース(Assessment Program Visioning Task Force)が、現在の評価関連サービスの再検討を要請し、その中で、ARL会員館の専門知識を活用・共有することで会員館を支援することが提言されたことを受け、そのためのリソースを割くために終了することになったものです。
ARLでは、ベストプラクティスとなるケーススタディを集めて普及させるための新しい方法を設計・実行するためのパイロット事業を実施中です。
ARL Will Retire SPEC Survey Program in 2018(ARL,2018/8/22)
http://www.arl.org/news/arl-news/4594-arl-will-retire-spec-survey-program-in-2018#.W34QjVISV1E
SPEC Surveys
http://www.arl.org/focus-areas/statistics-assessment/spec-surveys#.W34U9VISV1F
参考:
E2024 – 北米研究図書館協会による今後の評価プログラムへの提言
カレントアウェアネス-E No.346 2018.05.17
http://current.ndl.go.jp/e2024