【イベント】歴史資料ネットワーク2018年度総会・シンポジウム「地域歴史資料の魅力―集う・学ぶ・活かす―」(7/8・西宮)

2018年7月8日、兵庫県西宮市の西宮市民会館において、歴史資料ネットワーク2018年度総会・シンポジウム「地域歴史資料の魅力―集う・学ぶ・活かす―」が開催されます。

近年、被災資料の「救出」から「活用」への移行が課題として浮上し、また、文化財保護法改定をめぐる動きの中でも、「活用」のあり方が一つの論点となるなど、被災地を含め各地で歴史資料の「活用」が強く意識され始めていることから、各地の史料ネットでの取り組みに学びつつ、歴史資料の「活用」のあり方を、それに関わる人や場の観点からとらえ直してみることを目的に開催されます。

参加には、資料代として500円(歴史資料ネットワーク会員は無料)が必要ですが、インターネット中継も予定されています。

内容は以下の通りです。

報告1:井上 舞氏(神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター)
「地域での『保全』と『活用』を考える」

報告2:佐藤宏之氏(鹿児島歴史資料防災ネットワーク(準備会))
「史料保全活動と学校教育の連携の可能性ー鹿児島史料ネットの取り組みー」

コメント:大国正美氏(歴史資料ネットワーク)

2018年度総会・シンポジウム「地域歴史資料の魅力―集う・学ぶ・活かす―」を開催します(7/8)(歴史資料ネットワーク,2018/6/7)
http://siryo-net.jp/event/2018-general-meeting/

参考:
文化財の計画的な保存・活用促進や地方文化財保護行政の推進力強化を目的とした文化財保護法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が成立
Posted 2018年6月4日
http://current.ndl.go.jp/node/36100

E1834 – 資料保全と活用の長い道のり―熊本地震によせて―<報告>
カレントアウェアネス-E No.310 2016.09.01
http://current.ndl.go.jp/e1834

E1835 – 持続的な地域資料保全活動を行うために必要なことは(米国)
カレントアウェアネス-E No.310 2016.09.01
http://current.ndl.go.jp/e1835