2018年4月26日、OCLC Researchが、研究データ管理(RDM)の実態に関する調査の報告書シリーズの第4弾“Sourcing and Scaling University RDM Services”を公開しました。
4つの研究大学(英・エジンバラ大学、米・イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、豪・モナシュ大学、蘭・ヴァーヘニンゲン大学)が、RDMに関する能力を得るにあたっての各々の解決策や規模を調査したもので、それぞれ異なる戦略をとっているものの、キュレーションサービスは外部化される、教育や専門的サービスは規模が局所的である、機関のニーズに合わせるためにRDMのための解決策や規模は変化する、といった4機関に共通する傾向があると指摘しています。
同報告書は、今回の報告書シリーズの最終報告書です。
Publications(OCLC Research)
https://www.oclc.org/research/publications/reports.html
※「The Realities of Research Data Management Part Four: Sourcing and Scaling University RDM Services 26 April 2018」とあります。
Part Four: Sourcing and Scaling University RDM Services(OCLC Research)
https://www.oclc.org/research/publications/2017/oclcresearch-rdm-part-four-sourcing-scaling.html
参考:
OCLC Research、研究データ管理の実態に関する調査報告書シリーズの第3弾“Incentives for Building University RDM Services”を公開
Posted 2018年1月10日
http://current.ndl.go.jp/node/35284
OCLC Research、研究データ管理の実態に関する調査報告書シリーズの第2弾“Scoping the University RDM Service Bundle”を公開
Posted 2017年10月3日
http://current.ndl.go.jp/node/34772
OCLC Researchが、研究データ管理の「現実」を調査する報告書シリーズの第1弾を公開
Posted 2017年3月31日
http://current.ndl.go.jp/node/33746