英・Libraries Taskforce、国レベルの図書館政策に関する情報を現場の図書館員に伝えるためニュースレターの配信を開始

2017年8月29日、英・Libraries Taskforceが、国レベルの図書館政策に関する情報を現場の図書館員に伝えることを目的にニュースレターを配信すると発表しています。

これまで、ウェブサイト、ブログ、Twitter等を用いて、国レベルの施策に関して情報提供を行なってきたものの不十分であったとの認識のもと、現場で働く図書館員とのコミュニケーションを改善する事が目的に実施されるものです。

月刊で配信されるニュースレターは1枚物で、図書館員がパソコンを立ち上げて電子メールで確認しなくてもよいように、印刷してスタッフルームや休憩室の掲示板に張り出すことができるようにデザインされています。

ニュースレターには以下の4つの情報が掲載されます。

・Libraries Taskforceによって行われた事業の紹介
・デジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)の“Libraries Opportunities for Everyone Innovation Fund”から助成を受けたプロジェクトの現状
・英国図書館長協会(SCL)が策定した公共図書館のサービス指針“Universal Offers”が、Libraries Taskforceの活動計画“Libraries Deliver”の達成を促進した事例紹介
・全ての図書館員に影響を与える可能性がある事業や活動に関するニュース

New newsletter for people who work in libraries(Libraries Taskforce,2017/8/29)
https://librariestaskforce.blog.gov.uk/2017/08/29/new-newsletter-for-people-who-work-in-libraries/

Newsletter ISSUE 1
https://librariestaskforce.blog.gov.uk/wp-content/uploads/sites/159/2017/08/September-2017-Newsletter-final.pdf

参考:
英・Libraries Taskforceが、活動計画“Libraries Deliver: an Ambition for Libraries in England 2016-2021”を発表
Posted 2016年12月2日
http://current.ndl.go.jp/node/33030

「公共図書館は何をサービスすべきか」 英国図書館長協会がその指針を示した“Universal Offers”を発表
Posted 2013年2月1日
http://current.ndl.go.jp/node/22827