英国図書館長協会と英国図書館情報専門家協会、公共図書館員の労働力開発のための“Public Library Skills Strategy”を発表

2017年7月5日、英国図書館長協会(SCL)と英国図書館情報専門家協会(CILIP)が共同で、“Public Library Skills Strategy”を発表しました。

Libraries Taskforceと図書館員によるワーキンググループの支援を受けて、公共図書館員の労働力を開発し、公共図書館の影響力を最大化するための新しいモデルを策定したもので、デジタル・創造性・文化的卓越性の中心地としてコミュニティの可能性を高める2030年までの図書館の道筋を示すものとなっています。

同戦略では、労働力開発のための重要な目標を中心に構成された8つの提言を行なっており、両団体では、既存のプログラムにいくつかの提言を組み込んでおり、今後、残りの提言を組み込むために外部資金を導入する計画です。

CILIPでは、この作業を2018年も継続し、SCLでは、公共図書館のサービス指針“Universal Offers”に則って、リーダーシップや技能開発に関する業務を行なう予定です。

SCL and CILIP set out joint public library skills strategy(SCL)
http://goscl.com/scl-and-cilip-set-out-joint-public-library-skills-strategy/
http://goscl.com/wp-content/uploads/PLSS-July-2017.pdf

SCL and CILIP set out joint public library skills strategy(CILIP,2017/7/5)
https://www.cilip.org.uk/news/scl-cilip-set-out-joint-public-library-skills-strategy
https://www.cilip.org.uk/sites/default/files/media/document/2017/public_library_skills_strategy_2017-2030.pdf

参考:
「公共図書館は何をサービスすべきか」 英国図書館長協会がその指針を示した“Universal Offers”を発表
Posted 2013年2月1日
http://current.ndl.go.jp/node/22827