2016年11月1日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”第353号を刊行しました。今号のテーマは「APCの財源」(Funding Article Processing Charges)です。
ARL加盟館が、論文処理加工料(APC)に対処するために用いている戦略を調査したもので、財源の確保方法や、財源の運営方法(ポリシー、申請、予算、管理、アウトリーチ活動)、資金源、他の部門・図書館との連携状況について取扱っています。
Funding Article Processing Charges, SPEC Kit 353, Published by ARL(ARL,2016/11/1)
http://www.arl.org/news/arl-news/4146-funding-article-processing-charges-spec-kit-353-published-by-arl#.WBlV0lKQZ1E
SPEC Kit 353: Funding Article Processing Charges (November 2016)
http://publications.arl.org/Funding-Article-Processing-Charges-SPEC-Kit-353/
参考:
米国・カナダの研究大学におけるAPC支払いの状況(文献紹介)
Posted 2016年7月26日
http://current.ndl.go.jp/node/32163
E1606 – 大学/研究機関はOA費用とどう向き合うべきか<報告>
カレントアウェアネス-E No.266 2014.09.11
http://current.ndl.go.jp/e1606
E1579 -日本におけるOAジャーナル投稿とAPC支払いをめぐる調査
カレントアウェアネス-E No.262 2014.07.10
http://current.ndl.go.jp/e1579