オープンアクセス出版者De Gruyter OpenのブログOpen Scienceに、2017年4月20日付けで主要な出版者の発行するOA雑誌において、APC(論文処理加工料)がどのくらいに設定されているかをまとめた記事”How Much Do Top Publishers Charge for Open Access?”が掲載されています。
同記事によれば、主要出版者でOA雑誌におけるAPCの平均が最も高いのはPLOSで、次いでWiley、BioMed Central(Springerとは分けて集計)、Elsevierといった順になっているとのことですが、平均ではなく雑誌ごとのAPCの分布を見ると出版者ごとにそれぞれ異なる傾向があるとのことです。
How Much Do Top Publishers Charge for Open Access?(Open Science、2017/4/20付け)
http://openscience.com/how-much-do-top-publishers-charge-for-open-access/
参考:
APCと雑誌購読費用: OAのコストを監視する(文献紹介)
Posted 2016年7月4日
http://current.ndl.go.jp/node/31999
E1579 -日本におけるOAジャーナル投稿とAPC支払いをめぐる調査 カレントアウェアネス-E No.262 2014.07.10
http://current.ndl.go.jp/e1579
E1606 – 大学/研究機関はOA費用とどう向き合うべきか<報告> カレントアウェアネス-E No.266 2014.09.11
http://current.ndl.go.jp/e1606