2016年8月25日、米国情報標準化機構(NISO)が、図書館のデジタルコンテンツへのアクセス向上を目指して、RESTful APIやモバイル拡張機能の標準を策定する新しいプロジェクトを立ち上げると発表しています。
現在の図書館のサービスは、遅れた技術や遅い通信プロトコルに基づいているとし、ニューヨークのクィーンズ図書館によって開発されたAPIの要件にのっとって、NISOのワーキンググループ(WG)で、図書館界の基盤となる基礎的なAPIを検討するもので、WGでは、NISOの推奨案という形式で、その基礎的な枠組みを提案する予定です。
NISOでは、図書館、図書館システムのベンダー、デジタルコンテンツのプロバイダー・代理店のWGへの参加を呼びかけています。
NISO Launches New Project to Create a Flexible API Framework for E-Content in Libraries(NISO,2016/8/25)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=e18a9742103bc945868a51a1e196e62b68879df6
関連:
Establishing Foundations for Application Programming Interfaces (API) for Libraries, and Mobile App Intents for Library Systems Interoperability(Queens Library)
http://virtuallibrary.queenslibrary.org/library-api-draft