2016年8月に開催される第82回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会の資料として、米・テキサス女子大学図書館情報学部のEvelyn L. Curry氏による“The Reference Interview in the Google Age ”と題する記事が公開されています。
過去10年間のレファレンスインタビュー(RI)に関する文献を調査したもので、最初の5年間は、Grenn(1876)とTaylor(1968)の理論に基づいた、対面型のレファレンスサービスに関する文献が多かったのに対し、近年の文献では、そのような理論を維持しながらも、デジタル時代における非来館型利用者へのバーチャルレファレンスに対応するRIの能力の向上を強調するものが多くなってきたことを示しています。
The Reference Interview in the Google Age (IFLA)
http://library.ifla.org/1354/
http://library.ifla.org/1354/1/125-curry-en.pdf
参考:
E1202 – 効果的なバーチャルレファレンスサービスを行うためには
カレントアウェアネス-E No.198 2011.08.11
http://current.ndl.go.jp/e1202
CA1652 – チャットレファレンスサービスに必要な専門的能力 / 小田光宏
カレントアウェアネス No.295 2008年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1652
CA1535 – 動向レビュー:米国におけるデジタルレファレンスサービスの動向 / 杉江典子
カレントアウェアネス No.281 2004.12.20
http://current.ndl.go.jp/ca1535