「熊本史料ネット」(熊本被災史料レスキューネットワーク)が設立される

2016年4月24日、歴史資料ネットワークのウェブサイトで、「熊本史料ネット」(正式名称:熊本被災史料レスキューネットワーク)が、熊本大学文学部附属永青文庫研究センターを事務局として設立されたことが発表されています(設立日:2016年4月23日)。

ウェブサイトでは、阪神淡路大震災の際の歴史資料ネットワークの経験をもとに、激震地から少し離れている地域の支援の重要性などについて言及するなど、代表の奥村弘氏から熊本史料ネットに向けたメッセージが掲載されています。

「熊本史料ネット」の設立(歴史資料ネットワーク, 2016/4/24)
http://siryo-net.jp/disaster/kumamoto_siryonet/

関連:
熊本大学文学部附属永青文庫研究センター
http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/eisei/

参考:
九州歴史科学研究会、歴史資料ネットワークと連携し、九州各地の文化財・歴史資料の被害状況に関する情報収集を開始
Posted 2016年4月22日
http://current.ndl.go.jp/node/31422

熊本市役所、民間所在の歴史資料の保全を呼びかけ
Posted 2016年4月20日
http://current.ndl.go.jp/node/31393

歴史資料ネットワーク、「平成28年熊本地震の被災地のみなさま、ならびに災害ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表
Posted 2016年4月18日
http://current.ndl.go.jp/node/31367

CA1743 – 被災資料を救う:阪神・淡路大震災からの歴史資料ネットワークの活動 / 川内淳史
カレントアウェアネス No.308 2011年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1743