Pew Research Center、米国における「図書館と学習」に関する調査のレポートを公開

2016年4月7日、米国の調査機関・Pew Research Centerが、“Libraries and Learning”と題したレポートを公開しました。

2015年10月13日から11月15日まで実施された調査“Educational Ecosystem Survey 2015”を元にしたレポートで、調査は、サンプル数は2,752で、18歳以上の人を対象にしていました。

レポートでは、約76%に及ぶ米国民が、図書館は地域社会の教育、学習のニーズにこたえている、と回答しているものの、かなりの割合の米国民が、地域の図書館で提供している、教育・学習に関する主要なリソースについてどのようなものがあるか認識していない、という結果が紹介されています。

Libraries and Learning
http://www.pewinternet.org/files/2016/04/PI_2016.04.07_Libraries-and-Learning_FINAL.pdf

Topline Questionnaire
http://www.pewinternet.org/files/2016/04/PI_2016.04.07_Libraries-and-Learning_TOPLINE.pdf

Libraries and Learning(Pew Research Center, 2016/4/7)
http://www.pewinternet.org/2016/04/07/libraries-and-learning/

参考:
米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、図書館での学習についてのフォーラムの報告書を発表
Posted 2015年9月4日
http://current.ndl.go.jp/node/29370

E1740 – 「岐路」に立つ米国の公共図書館:意識調査の結果から
カレントアウェアネス-E No.293 2015.11.26
http://current.ndl.go.jp/e1740