2015年6月24日、アメリカ図書館協会(ALA)の多様性、リテラシーとアウトリーチサービス事務局(Office for Diversity, Literacy and Outreach Services)は、成人の識字能力を養成する団体であるProLiteracyと連携して、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)から助成金106,669ドルを得て、図書館員が成人利用者に役立つ能力を備えるためのオンラインの教育及び支援資源を開発すると発表しています。
開発に背景には、国際成人力調査(PIAAC :Programme for the International Assessment of Adult Competencies)において、6分の1のアメリカの成人が、求職を達成したり、薬品のラベルを理解したり、簡単な話を子どもにするのに苦心しているなどがあり、識字能力が低い成人にも公平に役立つために、公共図書館は高度な関心から識字能力の低い人までのサービスを供給する必要性があることがあるようです。
ProLiteracyの会長兼CEOのKevin Morgan氏は、図書館が識字能力サービスとその資源を満たしており、ハイテク社会と労働力の移動に必要な技術を人々が得るためのデジタルリテラシーの窓口と提供している。私たちの計画は成人に識字能力と基礎的な教育プログラムを与えることで、それは米国の図書館の中に組み込まれているなどと述べています。
ALA’s Office for Diversity, Literacy and Outreach Services and ProLiteracy receive IMLS grant to expand adult literacy services through libraries (ALA,2015/6/24)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/06/ala-s-office-diversity-literacy-and-outreach-services-and-proliteracy-receive