2015年6月13日と14日、「知的財産制度のこれまでとこれから」をメインテーマとしたフォーラム“TOKYO IP COLLECTION 2015”が経済産業省特許庁によって開催されます。
今後の日本経済を支える若者を主な対象としたイベントであるとのことで、潜在的に知的財産を活用し得る人々も含め、知的財産制度がいかに社会を支えているか体感できるものであるとのことで、また、知的財産に詳しくない人でも参加できる内容であるようです。
フォーラム開催の背景には、日本においてこれまで知的財産の管理が不十分で、各事業分野の企業が技術革新を生み出してきたにもかかわらず、市場シェアを他企業に奪われてしまったというような情勢もあるようです。加えて、2015年は専売特許条例(現・特許法)が制定され130年目に当たる節目の年でもある、とのことです。
フォーラムは展示、体験ブースのほか産学官の様々な人々によ講演や対談、パネルディスカッションも開催されるようです。
講演を除き、定員は450名で参加費は無料であるとのことです。
”若者×知財” 「TOKYO IP COLLECTION 2015」を開催します!(経済産業省, 2015/5/12)
http://www.meti.go.jp/press/2015/05/20150512004/20150512004.html
http://www.meti.go.jp/press/2015/05/20150512004/20150512004a.pdf
※2つ目のリンクは発表資料です。
TOKYO IP COLLECTION 2015 ~知的財産制度のこれまでとこれから~
http://www.ip-collection.jp/
参考:
知的財産戦略本部、「知的財産推進計画2014」を決定
Posted 2014年7月4日
http://current.ndl.go.jp/node/26513
CA1832 – 教科「情報」と図書館 / 小野永貴
カレントアウェアネス No.321 2014年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1832