Frontiers社、研究における効果的なAIの活用のためのガイドラインを公開

2026年4月13日、オープンアクセス(OA)出版社のFrontiers社が、出版のライフサイクルにおけるAIの利用に関するガイドラインを公開したと発表しました。研究者、編集者、査読者を問わず、出版に関わる人々がAIを活用するに当たっての、明確かつ実用的な道筋を提示する初のフレームワークであるとしています。

ガイドラインでは、研究において人間が責任を持ちつつAIを最大限に活用するための指針として、“BE WISE”フレームワーク (Be transparent, Ensure accountability, Work with the right tools, Inform yourself, Stay traceable, Embed equity)が提示されています。そして、研究計画を設計する段階(ステージ1)から編集者による審査・意思決定の段階(ステージ8)に至る研究の各段階について、BE WISEフレームワークを実践するためのガイダンス、チェックリスト、プロンプトが紹介されています。

今後、コミュニティからのフィードバックや提案を基に、ガイドラインの改訂を行っていくとあります。

Frontiers launches unique AI practical guidance for researchers, editors, and reviewers, and calls for policy evolution (Frontiers, 2026/4/13)
https://www.frontiersin.org/news/2026/04/13/frontiers-launches-unique-ai-practical-guidance-for-researchers-editors-and

High-impact AI: A researcher’s playbook(Fontiers)
https://www.frontiersin.org/ai-playbook/home

BE WISE: the six principles of human oversight in AI-assisted research(Fontiers)
https://www.frontiersin.org/ai-playbook/be-wise-framework

参考
Wiley社、AIツールを利用した執筆についてのガイドラインを公開 [2025年03月19日]
https://current.ndl.go.jp/car/242722

Wiley社、ジャーナルの著者・編集者・査読者に向けた、AIの責任ある利用に関するガイドラインを公開 [2025年11月12日]
https://current.ndl.go.jp/car/260707