IFLA、貴重書と写本のデジタル化計画に関するガイドラインを公開

2014年9月22日、IFLAの貴重書・写本分科会が、貴重書及び写本のデジタル化計画についてのガイドラインを公開しました。特別コレクションの管理担当者、貴重書に携わる図書館員、学芸員、資料の内容だけでなく、歴史的な証拠としての物理的な面についても調査する研究者等の観点から書かれているとのことです。また、再利用を可能とし、将来にわたって研究成果の価値を保つための持続可能で柔軟なデジタルコレクションの作成に役立つものとのことです。

JUST PUBLISHED! Guidelines for Planning the Digitization of Rare Book and Manuscript Collections(IFLA, 2014/9/22)
http://www.ifla.org/node/9054

Guidelines for Planning the Digitization of Rare Book and Manuscript Collections(IFLA, 2014年9月)
http://www.ifla.org/files/assets/rare-books-and-manuscripts/rbms-guidelines/ifla_guidelines_for_planning_the_digitization_of_rare_book_and_manuscripts_collections_september_2014.pdf

参考:
ユネスコ、デジタル化と長期保存に関するバンクーバー宣言を発表
Posted 2013年1月18日
http://current.ndl.go.jp/node/22728

E1405 – 文化資源のデジタル化に関するLAMMSの原則声明
カレントアウェアネス-E No.233 2013.03.07
http://current.ndl.go.jp/e1405