米国の非営利組織SAFE/Saving Antiquities for Everyoneのウェブサイトに、2014年7月18日にワシントンで開催された公開パネル“The Implications of the Current Fighting for Iraq’s Cultural Heritage”のレポートが掲載されています。このパネルはイラク文化センター (ICC)、イラク文化省(IMC)、The American Academic Research Institute in Iraq(TAARII)の共催で行われたものです。
パネルではイスラム過激派支配地域における文化財等の被害状況について冒頭で報告されており、図書館に関しても、ディヤーラー県の図書館蔵書1,500冊が焚書にあったとされています。
What can you do? Sharing knowledge about Iraq’s vanishing cultural heritage(SAFE/Saving Antiquities for Everyone、2014/7/20付け)
http://www.savingantiquities.org/can-sharing-knowledge-panel-discussion-iraqs-vanishing-cultures/
参考:
ブルーシールド、イラクの文化財保護に関する声明を公表
Posted 2014年7月11日
http://current.ndl.go.jp/node/26562
イスラム過激派、支配地域から多数の貴重書持ち出しか(イラク)
Posted 2014年6月24日
http://current.ndl.go.jp/node/26422