2025年10月1日、国立文化財機構文化財防災センター設立5周年記念シンポジウム「みらいにつなぐ文化財~災害から文化財をまもる~」が、東京国立博物館平成館(東京都台東区)において開催されます。
文化財防災について、これまでの歩みを振り返り、文化財とともにある地域社会の復興と継承について考えるとしています。
主なプログラムは次のとおりです。
●基調講演「阪神・淡路から能登 文化財防災の30年」
髙妻洋成氏(文化財防災センター長)
●パネリスト報告<基調講演を受けて>
・山下信一郎氏(文化庁文化財鑑査官)
・山梨絵美子氏(日本博物館協会会長・千葉市美術館館長)
・宗田好史氏(京都府立大学名誉教授)
●基調講演者とパネリストによる討論<地域社会の復興と文化財>
参加費は無料で、定員は300人(先着順)です。参加に当たっては事前の申込みが必要です。
シンポジウム「みらいにつなぐ文化財〜災害から文化財をまもる〜」(2025/10/1開催)のご案内(文化財防災センター, 2025/9/8)
https://ch-drm.nich.go.jp/facility/2025/09/post-117.html
参考:
E2789 – 阪神・淡路大震災30年シンポジウム「文化財レスキュー、広がりと深化の30年」<報告>
カレントアウェアネス-E No.501 2025.5.22
https://current.ndl.go.jp/e2789
E2679 – 令和5年度文化財防火デートークイベント<報告>
カレントアウェアネス-E No.475 2024.03.07
https://current.ndl.go.jp/e2679
天野真志. 資料保存をとりまくネットワーク—災害対策と地域社会をめぐる動向—. カレントアウェアネス. 2021, (347), CA1995, p. 22-25.
https://current.ndl.go.jp/ca1995
