Ithaka S+R、米国の大学図書館長を対象とする質問紙調査の結果を公表 共通の課題は学部生の研究スキルと情報リテラシー教育

2014年3月11日、Ithaka S+Rが、米国の大学図書館のリーダーを対象とする質問紙調査の結果に基づくレポート”Ithaka S+R US Library Survey 2013”を公開しました。

このレポートは米国の大学図書館のリーダーらが、組織をとりまく環境の変化、組織を率いうる中で直面している機会や制約にどのように対処しているかを明らかにすることを目的とするものです。調査票は2013年の秋に、米国の4年制大学の図書館長等を対象にeメールを通じて配布され、499の回答が集まり、回答率は33%でした。

調査の結果から、コレクションやサービスに関する考えは大学の規模や性格によって様々であるものの、図書館の役割として学部学生の研究スキルや情報リテラシー教育への寄与を挙げる回答者が多い、という点は一致していたこと等が示されています。

Ithaka S+R US Library Survey 2013(Ithaka S+R、2014/3/11付け)
http://www.sr.ithaka.org/research-publications/ithaka-sr-us-library-survey-2013

What Matters to Academic-Library Directors? Information Literacy(The Chronicle of Higher Education、2014/3/11付け)
http://chronicle.com/blogs/wiredcampus/what-matters-to-academic-library-directors-information-literacy/51005