【イベント】国際シンポジウム「ウクライナの文化遺産と戦災」(1/19・奈良県)

2025年1月19日、文化庁及び独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所との共催による国際シンポジウム「ウクライナの文化遺産と戦災」が、春日野国際フォーラム甍(奈良県)において開催されます。

ウクライナの文化遺産を取り巻く現状について、現地で活躍する考古学者等から詳細な報告が行われます。

参加費は無料で、定員は200人(要事前申込み)です。

主なプログラムは以下のとおりです。

・講演「戦争とウクライナの考古遺産」
ヴィクトール・チャバイ氏(ウクライナ国立科学アカデミー考古学研究所長)

・講演「考古遺産保存対象としてのウクライナ国立科学アカデミー考古学研究所所蔵の科学的コレクション」
リュドミラ・ミロネンコ氏(ウクライナ国立科学アカデミー考古学研究所研究員)、オリハ・マニフダ氏(ウクライナ国立科学アカデミー考古学研究所研究員)、オレクサンドラ・コザク氏(ウクライナ国立科学アカデミー考古学研究所主任研究員)

・講演「ウクライナ国立科学アカデミー考古学研究所所蔵の戦闘地域出土考古学的遺物について」
セルヒイ・テリジェンコ氏(ウクライナ国立科学アカデミー考古学研究所書記官)

・講演「リトアニアによる戦時中のウクライナ遺産保護対策」
ゲードレ・M・マトゥゼヴィクテ氏(リトアニア国立ヴィリュニュス大学生物考古学センター長)

国際シンポジウム「ウクライナの文化遺産と戦災」を開催します(文化庁, 2024/12/20)
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/94150001.html

国際シンポジウム「ウクライナの文化遺産と戦災」(奈良文化財研究所)
https://www.nabunken.go.jp/fukyu/event2024.html#research08

参考:
ユネスコ、ウクライナで343の文化財が損壊と発表:14の図書館、31の博物館を含む [2024年02月26日]
https://current.ndl.go.jp/car/210536

東京大学大学院渡邉英徳研究室、ウクライナにおける史跡・文化遺産のデジタルアーカイブ“Museum of Ukrainian Victory” 3Dマップを公開 [2023年03月02日]
https://current.ndl.go.jp/car/173409

E2483 – ロシアによるウクライナ侵攻に関連する図書館・博物館の状況
カレントアウェアネス-E No.433 2022.04.21
https://current.ndl.go.jp/e2483