2024年9月12日、学術情報流通に関連した多様な話題を提供する学術出版協会(Society for Scholarly Publishing:SSP)が、“Supporting Ukrainian Publishing Resilience and Recovery”(SUPRR)への参加を表明しました。
SUPRRは、ウクライナの出版界の復興を支援するイニシアチブです。De Gruyter eBound Foundationの資金援助を受けており、Association of University Presses(AUPresses)やオープンアクセス学術出版協会(OASPA)等が参加しています。
発表によると、SSPは、SSPのオンラインコンテンツ、ウェビナー、研修プログラム等にウクライナの学術出版コミュニティが無料でアクセスできるようにするとしています。また、SSPのブログ“Scholarly Kitchen”において、ウクライナの学術出版の現状や課題等に関するウクライナの出版者からの寄稿文を掲載するとしています。
SSP Offers Support to the Ukrainian Publishing Community(SSP, 2024/9/12)
https://www.sspnet.org/community/news/ssp-offers-support-to-the-ukrainian-publishing-community/
Supporting Ukrainian Publishing Resilience and Recovery
https://suprr.org/
参考:
Association of University Presses(AUPresses)、ウクライナの出版社の回復を支援するイニシアチブ“Supporting Ukrainian Publishing Resilience and Recovery”(SUPRR)への参加を表明 [2023年05月22日]
https://current.ndl.go.jp/car/182000
E2483 – ロシアによるウクライナ侵攻に関連する図書館・博物館の状況
カレントアウェアネス-E No.433 2022.04.21
https://current.ndl.go.jp/e2483