デューク大学図書館、新しい部署として“Duke Collaboratory for Classics Computing”を創設へ:古典研究者が図書館の役職を兼務

米国のデューク大学図書館が、新しい部署“Duke Collaboratory for Classics Computing(DC3)”を創設すると発表しています。DC3は、デジタル技術を用いて同館の古典籍資料等の分析を担うもので、アンドリュー・メロン財団から50万ドルの助成を受け、同大学の古典研究者であるJoshua D. Sosin准教授が、役職を兼務し、DC3を率いることになる予定とのことです。DC3は2013年7月に正式にデューク大学図書館内に設置されます。

Duke Todayに掲載されたDeborah Jakubs氏のコメントによると、同大学では、図書館員はこれまで大学の様々な学部にエンベディッドされてきたものの、図書館が教職員を図書館に受け入れることは初めてであり、この兼務は、教職員と図書館との新しい関係構築にむけた大きな一歩であるとのことです。

Duke Libraries Uses Mellon Grant to Support Digital Classics(ARL, 2013/5/7付け)
http://www.arl.org/news/community-updates/2701-duke-libraries-uses-mellon-grant-to-support-digital-classics

Mellon Grant Supports Digital Classics at Duke(Duke Today, 2013/5/7付け)
http://today.duke.edu/2013/05/mellondc3