2024年11月25日、インドの教育省(Ministry of Education)が、“One Nation One Subscription”計画の実施について、内閣で正式に承認されたと発表しました。
同計画は、中央政府や州政府の管理下にある全ての高等教育機関及び中央政府の研究開発機関の学生、教職員、研究者に、共通のプラットフォーム“One Nation One Subscription”を通じて、国際的に影響力のある学術論文へのアクセスを提供するものです。
同国の6,300を超える機関に属する約1,800万人が、30の学術出版社が刊行する約1万3,000タイトルの電子ジャーナルにアクセスできるようになる見込みとしています。
Cabinet approves One Nation One Subscription (ONOS)(Press Information Bureau Government of India, 2024/11/25)
https://pib.gov.in/PressReleseDetail.aspx?PRID=2077098®=3&lang=1
First phase of ‘One Nation One Subscription’ approved: How the scheme can improve govt institutions’ access to journals(The Indian Express, 2024/11/28)
https://indianexpress.com/article/explained/one-nation-one-subscription-9691391/
参考:
インドの科学技術庁(DST)、新しい科学・技術・イノベーション政策の草案を公表 [2021年01月08日]
https://current.ndl.go.jp/car/42939
インドにおける国単位での学術文献購読契約の計画(記事紹介) [2020年10月14日]
https://current.ndl.go.jp/car/42269