2024年12月1日、大学共同利用機関法人人間文化研究機構国文学研究資料館(国文研)の主催により、データ駆動による課題解決型人文学の創成~データ基盤の構築・活用による次世代型人文学研究の開拓~KICKOFF SYMPOSIUM「AI×人文学―データ駆動による未来形成―」が、一橋大学一橋講堂(東京都千代田区)における会場参加とオンラインで開催されます。
国文研は、文部科学省の大規模学術フロンティア促進事業として、プロジェクト「データ駆動による課題解決型人文学の創成~データ基盤の構築・活用による次世代型人文学研究の開拓~」を2024年度から実施しています。
シンポジウムでは、同プロジェクトの基盤となる理念について、各界を代表する研究者から語るとあります。
会場での聴講を希望する場合には、事前の申込み(定員200人)が必要です。オンライン同時配信も予定されており、配信のみ視聴する場合は申込不要です。
主な内容は以下のとおりです。
●パネルディスカッション
・「AIは人文学の夢を見るか」
渡部泰明氏(国文学研究資料館長)
・「AI×人文学:これからの言語データ整備に向けて」
日比谷潤子氏(国際基督教大学名誉教授/日本学術会議副会長〈言語・文学〉)
・「欧州におけるDHの現状と展望 ドイツを中心に」
M・キンスキー氏(ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン日本学研究所教授)
・「自己との対話:私はもうすぐ消えるのだろうか?」
吉見俊哉氏(國學院大学観光まちづくり学部教授/東京大学名誉教授)
・「悠久の人文学とrat yearのデジタルは仲良しカップル?」
喜連川優氏(情報・システム研究機構長/東京大学特別教授)
データ駆動による課題解決型人文学の創成~データ基盤の構築・活用による次世代型人文学研究の開拓~KICKOFF SYMPOSIUM「AI×人文学―データ駆動による未来形成―」(国文研)
https://www.nijl.ac.jp/event/lecture/2024/12/17-62024.html
参考:
国文学研究資料館、「データ駆動による課題解決型人文学の創成プロジェクト」のウェブサイトを開設 [2021年04月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/43917
E2638 – データ駆動型人文学の推進に向けたラウンドテーブル<報告>
カレントアウェアネス-E No.466 2023.10.19
https://current.ndl.go.jp/e2638