2021年4月1日、国文学研究資料館が、「データ駆動による課題解決型人文学の創成プロジェクト」のウェブサイトを開設していました。
同プロジェクトは、「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画(歴史的典籍NW事業)」の後継です。文部科学省の「学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想ロードマップの策定ーロードマップ2020ー」の一環として、2020年9月に策定されました。
人文学分野の研究を他分野と共有するためにデータ駆動型に再構築し、データインフラストラクチャーを築き、他分野と協働し課題解決型の人文学研究を創成することを目的としています。
実施内容として、以下の項目が挙げられています。
1.データインフラストラクチャーの構築
2.コンテンツ解析からの展開
3.マテリアル分析・解析
4.人文系データ分析技術の開発
5.データ駆動型人文学研究の展開
「データ駆動による課題解決型人文学の創成プロジェクト」Webページを開設しました(データ駆動による課題解決型人文学の創成プロジェクト, 2021/4/1)
https://lab.nijl.ac.jp/humanitiesthroughddps/2021/04/01/hello-world/
本計画について(データ駆動による課題解決型人文学の創成プロジェクト)
https://lab.nijl.ac.jp/humanitiesthroughddps/about/
参考:
E1754 – 国文研「歴史的典籍オープンデータワークショップ」<報告>
カレントアウェアネス-E No.296 2016.01.21
http://current.ndl.go.jp/e1754