2013年2月18日、英ケンブリッジ大学出版局が、同局の刊行するオープンアクセス(OA)ジャーナルに掲載する論文について、クリエイティブコモンズのCC-BYライセンスを選択できるようにすることを発表しました。
同様にハイブリッドOAジャーナルでも、CC-BYを含め、CC-BY-NC-SAやCC-BY-NC-NDなど様々なクリエイティブコモンズライセンスが選択可能になる予定です。また、OAジャーナルでも、複数のライセンスが選択できるようになるとしています。
ケンブリッジ大学出版局は、5タイトルのOAジャーナルと、150タイトル以上のハイブリッドOAジャーナルを刊行しています。
Open Access Creative Commons licences for Cambridge Journals(PDF:2ページ)
http://journals.cambridge.org/images/fileUpload/images/OA_PR_CCBY.pdf
参考:
De Gruyter社、全てのオープンアクセスコンテンツにCC BY-NC-NDを採用
http://current.ndl.go.jp/node/22907
Palgrave Macmillan社、図書およびPalgrave Pivot出版物にオープンアクセスオプションを導入
http://current.ndl.go.jp/node/22808
Nature Publishing Group、19タイトルの学術雑誌でCC BYライセンスを導入へ
http://current.ndl.go.jp/node/22276
Taylor & Francisがオープンアクセス誌でCC-BYライセンスを採用
http://current.ndl.go.jp/node/22168
IOP Publishingがオープンアクセス誌掲載論文およびメタデータにCC-BYライセンスを採用
http://current.ndl.go.jp/node/22167
Wileyがオープンアクセス誌でCC-BYライセンスを採用へ
http://current.ndl.go.jp/node/21618
Springer社が全てのオープンアクセスコンテンツでCC-BYライセンスを採用し商用利用が可能に
http://current.ndl.go.jp/node/19963