2024年10月24日、研究者の論文投稿支援サービス等を提供するエディテージ(運営はカクタス・コミュニケーションズ株式会社)が、「即時オープンアクセス義務化に対する研究者意識調査」の結果をブログ上で公表しました。
「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」が2024(令和6)年2月16日に統合イノベーション戦略推進会議で決定されたことを受けたもので、エディテージの利用者を中心に論文出版経験がある研究者1,012人を対象として、2024年8月27日から9月6日までの間にオンラインアンケートにより調査が実施されました。
調査結果としては、即時オープンアクセス(OA)義務化の方針を研究者の71%が知らないことや、方針を支持する人は35%、積極的にOA化を推進したいと考えている人も51%に留まったこと等が述べられています。
指示する研究者は現状35%。即時OA義務化の現状と今後に向け大学に求められる施策とは。研究者1,012名を対象とした調査結果の詳細を公開 (エディテージ, 2024/10/24)
https://www.editage.jp/blog/details-of-attitude-survey-on-immediate-oa-obligation/
参考:
統合イノベーション戦略推進会議(第18回)において「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」が決定 [2024年02月21日]
https://current.ndl.go.jp/car/210452
内閣府、「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」に関するFAQを公開 [2024年07月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/222611
内閣府、「「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」の実施にあたっての具体的方策」を改正 [2024年10月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/228044